前半で2点リードも、まさかの逆転負け…後半ATの悪夢…|北九州 2-3 鳥取

残すは5試合

全34節、長い長い明治安田生命J3リーグも気づけば今日で第30節、残すところ5試合となりました。
ギラヴァンツ北九州、J2復帰の望みは絶たれてしまいましたが、来季につながるようにという意味で、一つでも勝ち点を積み重ねて、一つでも上の順位を狙ってほしいところ。

今節はホーム、ミクニワールドスタジアム北九州にガイナーレ鳥取を迎え撃つ一戦。

スタメンを見てみますと、

先発メンバー
GK 32 加藤有輝
DF 5 本村武揚
DF 22 永田拓也
DF 36 中塩大貴
DF 44 藤谷壮
MF 6 西村恭史
MF 11 永野雄大
MF 18 中山雄希
MF 25 池髙暢希
FW 15 上形洋介
FW 19 平山駿

前節からの変更は2人。佐藤亮と藤川虎太郎が外れて、池高と中山が入る布陣。

前半で2点リード。が、しかし...

様子を見るまでもないくらいの前半5分、いきなり試合が動きます。
右サイドで味方からの縦パスに飛び出したギラヴァンツ北九州中山雄希が、ゴールライン手前からマイナス気味でグラウンダーのセンタリング。これをダイレクトに池髙暢希がシュート。ボールはゴール右に突き刺さり、ギラヴァンツ北九州が先制

とーっても綺麗な流れでしたよ、中山へのパス、そしてセンタリング、そしてシュートと、鳥取DFに対応させる隙を与えていませんでしたから。
先発起用された二人、見事にそれに応えてくれました。

先制点の余韻が冷めやらぬ前半10分、ギラヴァンツ北九州の攻撃。
右サイドから、中山雄希がペナルティエリア内にドリブルで侵入。ゴール正面からシュートを放つと、相手DFの足に当たって角度が変わり、ボールはゴールの中へ。ギラヴァンツ北九州の追加点!!
相手に当たるという幸運もありましたが、ドリブルからシュートまでの一連の流れ、お見事でした。

ここまでは文句なしの展開だったのですが、徐々にガイナーレ鳥取も勢いを取り戻してきます。

そんなこんなの前半23分、ガイナーレ鳥取の攻撃。
右サイドへパスが通ると、走りこんだ田口がほぼフリーでシュート。これをゴール前に走りこんだ澤上竜二が押し込んで、ガイナーレ鳥取が1点を返す。
うーん...なんか、振り回された感じでしたね、後手後手の守備でした。

で、このままギラヴァンツ北九州が1点リードで前半終了。
前半だけで、両チーム合わせて3ゴールって、なんだか忙しい展開。

後半に入り、1つか2つギアを上げてきた、アウェイのガイナーレ鳥取。

後半22分にガイナーレ鳥取のコーナーキック。蹴るのは世瀬啓人で、山なりのボールを入れると、増谷幸祐が角度を変える形で後ろにそらし、鈴木順也がヘディングシュート。これがゴールに突き刺さり、ガイナーレ鳥取が同点に追いつく...

ギラヴァンツ北九州のDF陣、増谷にも鈴木にも対応しきれていませんでした...

時間が経過するごとに勢いを増す、ガイナーレ鳥取。
徐々に北九州陣内でボールが回される時間帯が増えていきます。

そして、後半アディショナルタイム、47分のガイナーレ鳥取の攻撃。
新井泰貴と文仁柱でギラヴァンツ北九州からボールを奪うと、文仁柱がドリブルで前に。
ペナルティエリアの外、正面やや左からミドルシュートを放つと、これがゴールネットを揺らし、ガイナーレ鳥取が勝ち越し...

で、結局...

試合結果|北九州 2-3 鳥取

試合結果|北九州 2-3 鳥取

ギラヴァンツ北九州 23 ガイナーレ鳥取
(Goal:池髙暢希, 中山雄希)

前半10分で2点取った時は、今日はギラ祭り!?なんて期待しちゃいましたけど、終わってみたら逆転負けでした。2点リードで油断した???

後半の戦いは完全にガイナーレ鳥取に押し込まれていました。完敗です。
ガイナーレのスピードに対応できていないシーン、数多く見られました。残り4試合の課題ですね。

泣いても笑っても残り4試合、気持ち良くシーズンを終えたいですね。