残すは4試合
長い長い、明治安田生命J3リーグも30節を終え、今節で第31節。残すは4試合のみとなりました。
J2昇格への道は既に絶たれてしまっていますが、来季につなげるという意味で、一つでも多くの勝ち点を積み上げて、一つでも上の順位でシーズンを終えたいです。
今節はアウェイ、丸亀のPikaraスタジアムに乗り込んで、カマタマーレ讃岐と対する一戦。
スタメンを見てみますと…
先発メンバー
GK 32 加藤有輝
DF 4 河野貴志
DF 24 前田紘基
DF 36 中塩大貴
DF 44 藤谷壮
MF 6 西村恭史
MF 11 永野雄大
MF 16 平原隆暉
MF 25 池髙暢希
FW 13 前川大河
FW 15 上形洋介
前節からのスタメン変更は4人。本村、永田、中山、平山が外れて、河野、前田、平原、前川が入る布陣。
またしても、2点リードで勝てず
前半は両チーム得点なく、0-0で終了。
一進一退の攻防の中、後半12分のギラヴァンツ北九州も攻撃。
右サイドを上がった永野に山なりのパスが通り、そのままドリブルで上がり、ペナルティエリア右に侵入。永野がグラウンダーのパスを出すと、相手DFの間をすり抜けてファーサイドの上形へ。ほぼフリーの状態だった上形洋介が落ち着いてゴールに蹴りこんで、ギラヴァンツ北九州が先制!
永野の上がり・上形へのパス、実に綺麗でした。
北九州も讃岐も、次の1点がなかなか入らない展開の中、後半38分に佐藤亮が左サイド、ゴールラインぎりぎりのところからフリーキック。山なりのボールを入れると、高澤優也がヘディング。このボールを讃岐の選手たちがお見合い。ボールはバウンドして、そのままゴールの中へ...ギラヴァンツ北九州の追加点。
なんか一瞬、時がとまったような、そんな感じでした。
ラッキーというと乱暴すぎるかもしれませんが、こんなゴールもあるのねー、ってシーンでした。
で、この時間で追加点ですから、こりゃ勝ったと思うじゃないですか。でも...
後半43分にカマタマーレ讃岐がセンターライン付近からフリーキック。ゴール前の右側で西野が競り勝ってボールはゴール正面へ。それを遠藤がボレーで浮かしぎみのシュート。これがGK加藤の頭上、手の先をすり抜けてゴールの中へ...カマタマーレ讃岐のゴール。
これは蹴った遠藤のコースが見事でした。
さらに、後半45分のカマタマーレ讃岐のスローイン。川崎一輝のロングスローがゴール前に入ると、西野貴治が後ろに逸らして、西本雅崇がダイレクトでシュート。これがゴール下に突き刺さり、カマタマーレ讃岐が同点に追いつく展開...
ものの2分くらいで同点に追いつかれてしまいました。
この展開ですと、アディショナルタイムの勢いは讃岐。下手したら逆転されていたかも、そんなヒヤヒヤの展開でしたが、なんとか耐えて...
カマタマーレ讃岐 2–2 ギラヴァンツ北九州
(Goal:上形洋介, 髙澤優也)
前節は2点リードからの逆転負け、今節は同点に追いつかれてのドローと、2点リードでも勝てないというところが、なんとも寂しいです。
2点目を奪った時間からして、今日こそは勝ったと思ったのですが...
讃岐の執念は凄かったです。同点どころか逆転しそうなくらいの勢いでしたから。
とは言え、勝ち切れない北九州、なんとも今シーズンを象徴しているような試合なのかな、なんて思ってしまいました。
泣いても笑っても残り3試合、気持ち良く笑顔で終えたいですね。
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