いよいよ2021年のJ2開幕です。
今年もコロナ禍の開幕となりました
正直ね、まさかこんなにも新型コロナウィルスの影響が長引くとは、昨年の今頃は夢にも思いませんでした。
まぁ、一年くらい経過すれば、かなり状況は改善するのではないかと．．．なんて楽観視していた自分がいました。
ギラヴァンツ北九州のホームタウンがあるのは福岡県、緊急事態宣言の真っ只中。
今月いっぱい、つまり明日で解除される方向のようですが。
今シーズンのJリーグのレギュレーションでは、ホームチームが緊急事態宣言の区域の場合、こんな条件が付与されます。
対象区域 ：埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、岐阜県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、福岡県
来場者上限 ：5,000人、かつ、50％以下
開催時刻 ：20時までの営業時間短縮への働きかけ
酒類の提供 ：11時から19時まで
端的に言いますと、5千人までしか入れちゃダメ、夜の8時までには試合を終わらせてね、お酒もほどほどにネ、こんな感じ。
そして、緊急事態宣言発出の有無に関係なく、まだ声を出しての応援は不可。
なんか開幕って言っても、今一つ実感が沸かない私です。
今年のギラは全くの未知数
シーズン開幕が近づいてくると、
『たかしまサン、今シーズンのギラヴァンツってどうよ？』
↑こんな質問をよく受けたんです。
でね、私の返答しては．．．
「正直、わっかりっませ～ん！」
でした。
だってホントにわからないんだもん。
昨年の主力FW、ディサロと町野が移籍でしょ。他にも加藤弘堅、高橋拓也、福森健太．．．ゴソッとレギュラー選手が抜けてしまって、もう別チーム。
それなりに補強もしたとは言え、あとはそれがまとまるかどうか．．．ぜーんぜんわからなないって。
多分、開幕してからの3～5試合くらいは、試合をしながら連携を確認する、こんな感じになるんじゃないでしょうか。
スコアほどの差はないけど、決定力の差は感じた
さてさて、今シーズンの開幕戦はホーム、ミクスタにアルビレックス新潟を迎え撃つ一戦。
スタメンを見てみますと．．．
先発メンバー｜2021 J2 第1節 北九州 vs. 新潟
先発メンバー
GK 1 吉丸絢梓
DF 3 佐藤喜生
DF 5 村松航太
DF 15 野口航
DF 32 永田拓也
MF 8 六平光成
MF 10 髙橋大悟
MF 13 前川大河
MF 17 針谷岳晃
FW 7 佐藤亮
FW 18 富山貴光
シンプルな4-4-2のフォーメーションのようです。
出だしは悪くなかったと思います。ボールも人も、動いていました。
対する新潟もアグレッシブ！よく動いてパスを出すところ、受けるところをつくっているように見えました。
そんなこんなの前半29分、新潟の右コーナーキック。
島田が蹴ると低めの弾道、これがペナルティエリア中央に抜け出した千葉のヘッドにドンピシャで新潟が先制．．．
これは相手を誉めるしかないです。CKも良かった、ヘディングも良かった。
でも慌てない北九州は健在。昨年同様、落ち着いて相手の隙を狙っていました。
前半41分にハーフウェーライン付近から六平が浮き球のパスをディフェンスラインの裏のスペースに送と、ペナルティエリア手前に抜け出したのは富山。
巧くボールを収めた富山、正確なファーストタッチでペナルティエリア内に進入すると、シュートを落ち着いてゴール左に流し込み、同点！
ホント、新潟の一瞬の隙をつきました。
このまま同点で前半終了。前半のうちに追いつけたのは、大きかったと思います。
両チーム、様子を見ながらの後半でしたが、後半12分の新潟の攻撃。
高木が右サイドをドリブルで仕掛けてペナルティエリア右に進入してゴール前に浮き球のパス
これをペナルティエリア中央の鈴木が頭でゴールに押し込み、新潟の追加点。これもパスを出した方もヘディングをした方も、お見事でしたよ。
その直後、後半15分には（昨年まで北九州にいた）藤原がペナルティエリア右からグラウンダーのクロスをゴール前に送ると、クリアを図った佐藤喜の左足にボールが当たって、ゴールの中へ．．．オウンゴールで新潟の3点目。
まぁ、仕方が無いです。あそこで触らないワケにはいかないでしょうし。クリアを試みた結果のオウンゴール、攻めるわけにはいきません。
後半30分の新潟の攻撃では、高木が右サイドの敵陣中央から柔らかいクロスを供給。
これを本間がペナルティエリア中央で受けると、落ち着いて右足を振り抜き、ゴール左にシュートを流し込んで4点目．．．
結局．．．
試合結果｜北九州 1-4 新潟
ギラヴァンツ北九州 1–4 アルビレックス新潟（Goal：富山）
うーん、スコアほどの内容の差はなかったと思います。ボール支配率もイーブンだし。
ただね、決めるべきところで決める、この決定力に関しては、違いを見せつけられた、そんな思いです。
まだまだ、わからない！
言い訳とかそんなんじゃなくて、試合をしながら調整していくしかないですよ、それが今年の北九州。
（っていうか、それが、”よくあるJ2のチーム”っってことになるのでしょね．．．）
次節もホーム。内容よりも結果に期待したいです。
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