形は悪くない。でも．．．ゴールが遠かった．．．｜琉球 3-0 北九州

リモートマッチのアウェイ戦

明治安田生命J2リーグも今節で18節。
今日はアウェイ、タピスタことタピック県総ひやごんスタジアムに乗り込んで、FC琉球と対する一戦。

沖縄県内、新型コロナウィルス感染症の影響で緊急事態宣言が発出していて、人口比で見ると日本で一番高いとかいう状況。
今節はリモートマッチ（無観客）にて開催されることになったのでした．．．

さてさて、暗い話はさておいて、スタメンを見てみますと、

先発メンバー
GK 1 吉丸絢梓
DF 5 村松航太
DF 6 岡村和哉
DF 22 生駒仁
DF 32 永田拓也
MF 10 髙橋大悟
MF 17 針谷岳晃
MF 23 佐藤颯汰
MF 36 井澤春輝
FW 7 佐藤亮
FW 13 前川大河

前節からのスタメン変更は2人。永野と斧澤が外れて、針谷、佐藤颯が入る布陣。

流れは悪くないんだけど．．．

序盤からプレスが効いて、相手陣内に攻め込むのは、アウェイの北九州。
高橋大吾や前川がグルグル掻きまわしてくれていたように見えました。
ただ、琉球のDF陣、集中していましたね、決定機とまでには至らない展開。

そうこうしているウチに少しずつペースとリズムを掴みだす、ホームの琉球。

そんなこんなの、前半28分の琉球の攻撃。
敵陣でボールを奪うと、ショートカウンター。上里が敵陣中央の右から左足でスルーパスを出すと、ペナルティエリア右へ走り込んだ田中が中央へ折り返す。これを受けたのは風間宏矢で、ペナルティエリア中央からシュートを放つと、ボールはゴール右上へと突き刺さり、琉球が先制。

うーん．．．どちらかというと、しっかりゲームをつくれていたのは北九州の方だっただけに、悔やまれる失点でしたね。

この1点で元気が出た琉球、なんかガラッと攻める方・受ける方が逆転した感じでした。
なんとか耐えて、前半は琉球が1点リードして折り返し。

後半開始から、2枚の交代カードを切る北九州。
佐藤亮に代えて狩土名禅、井澤に代えて西村を投入。小林監督の勝ちに行くぞ！のメッセージが伝わりますね。

序盤こそ琉球に攻め込まれましたが、少しずつ持ち直して、ボールを持つ時間も長くなり、シュートも打ち始める北九州。なんとか同点に追いつきたいところ。

良い流れになりかけてきたと思った後半17分の琉球のコーナーキック。
右CKを蹴るのは上里。左足でペナルティエリア中央へクロスを送ると、相手DFとの競り合いに勝った風間矢がヘディングシュートを放つと、これがネットに突き刺さり、琉球の追加点．．．
まぁコレは致し方なしです。コーナーキックも良かったし、風間も巧かった．．．
なんかこう、北九州に流れが傾きかけていたところだっただけに、なんともくやまれる時間帯ではありましたけど。

さらに後半27分の琉球の攻撃。
風間矢がドリブルで持ち上がり、ペナルティエリア手前の右から右足のアウトサイドでパス。右サイドの敵陣深くへ走り込んだ田中が右足でゴール前へクロス。岡村に競り勝った清水が頭で合わせると、これがゴール左に決まり、3点目．．．これ正直、とどめを刺されたという感じでした．．．

なんとか一矢を報いたい北九州ですが、後半36分に相手DFがペナルティエリア内でハンドをして、北九州がPK獲得。
蹴るのは高橋大吾でしたが、高橋が左足でゴール右を狙うも、猪瀬の好セーブに遭い、ゴールならず．．．ドンピシャで読まれてしまっていました．．．

結局．．．

FC琉球 0–3 ギラヴァンツ北九州

内容的には3点も点差が開くようなものではなかったんですけどね、なんか噛み合いませんでしたね。
悪くはないのにゴールにつながらない、今シーズンはこんなゲームが多くて、なんとも心労が貯まって行きます。
今はじっと我慢のとき。シーズン中盤から後半の巻き返しに期待しています。