最悪の場合は、今節で...
明治安田生命J2リーグも、残すところ僅かに2試合。
今節はホーム、ミクニワールドスタジアム北九州に栃木SCを迎え撃つ一戦。
北九州の結果と、他会場の試合結果如何によっては、今節でJ3降格が決まりかねない、とてつもなく重要な一戦。
とにかく今は、目の前の試合で勝ち点3を積み上げることだけに集中しないとね。
今節のスタメンを見てみますと。
先発メンバー
GK 27 田中悠也
DF 6 岡村和哉
DF 15 野口航
DF 22 生駒仁
DF 30 福森健太
MF 10 髙橋大悟
MF 13 前川大河
MF 14 新垣貴之
MF 16 西村恭史
MF 36 井澤春輝
FW 9 狩土名禅
前節からのスタメン変更は2人。河野と佐藤亮が外れて、岡村と狩土名が入る。
群馬って良いチーム
試合ですが、開始早々のアクシデント。
前半4分に井澤が敵陣で相手と接触してピッチ上に倒れ込み、プレーが中断。そのまま交代することに...
ゲームプランが狂ってしまいました。
相手の素早いプレスでにより、思うようにボールも人も、前に運べていない北九州、もどかしい時間が続きます。
そんなこんなの、前半27分の栃木のコーナーキック。
キッカーは森。右足でインスイングのクロスを上げると、ペナルティエリア中央で相手のマークを振り切った柳がヘディングでゴールへたたき込んで、栃木が先制...
マークを外した柳の勝利ですね...
結局、そのまま栃木が1点リードで前半終了。
両チーム、ハーフタイムでの選手交代はなく後半開始。
なかなかゴールを奪えない北九州、新垣に代えて椿、狩土名に代えて富山と一気に二枚替えなど、仕掛けていきますが、試合の流れを変えるまでには至りません。
そんなこんなの、後半35分の栃木の攻撃。
畑が右サイドの敵陣深くでボールをキープしながらペナルティエリア右へ進入。前方でパスを受けた黒崎がペナルティエリア中央へ折り返すと、走り込んだ佐藤がゴール左へ流し込んで追加点...
この時間で2点目はきついです...
こうなるともう、とにかく攻めるしかないです。前を向くしかありません。
必死に攻める、アディショナルタイム。後半47分のギラヴァンツ北九州の攻撃。
椿が左サイドの敵陣中央からクロスを供給するも、栃木DFがブロック...でも、はねたボールはゴール方向へ。これに反応したのは西村恭史で、走り込んで相手より一足早く右足に当てると、ボールはゴールの中へ! ギラヴァンツ北九州、1点差に!
ただ、あまりに時間が遅すぎました。
結局...
ギラヴァンツ北九州 1–2 栃木SC
(Goal:西村恭史)
この黒星は、本気で痛いです。
他会場の結果も併せて、第41節終了時点での順位表を見てみますと...
順位 | チーム | 勝点 |
---|---|---|
18 | 大宮アルディージャ | 39 |
19 | SC相模原 | 38 |
20 | ギラヴァンツ北九州 | 35 |
21 | 愛媛FC | 34 |
22 | 松本山雅FC | 34 |
今節で、松本山雅と愛媛FCのJ3降格が決定してしまいました。
ギラヴァンツ北九州が次節、勝ったとしたら勝ち点は38。18位の大宮アルディージャに追いつくことができません。
しかしながら、J3で首位争いをしているデケバジャーロ宮崎が2位以内に入ると、宮崎にはJ2ライセンスがないため昇格できず、J3からJ2に昇格するチームは1チームのみ。そしてJ2からJ3に降格するチームも1つ減って3チームになります。
ということは、J2やJ3の試合結果次第でギリギリ19位に入って残留、という可能性もゼロではありません。
ただ...相模原の得失点差が-18で、北九州は-27。相模原が大量失点で敗戦して、かつ北九州が大量得点で勝利、これが最低条件となります。
まだ確定ではないのですが、正直、実質的な敗北宣言かな、なんて思ってしまう私がいます。
あぁ、最終節でアウェイ山形...やっぱりこの試合ってのは、こういう運命なのでしょうか...
とにかく悔いのない試合をして、来期につながる試合を期待しています。
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