あれは5年前の最終節...
2016念のJ2リーグ最終節、この試合に勝たなければJ3降格という大事な試合。
そのときの決戦の地はアウェイ山形、NDソフトスタジアムでした。そしてこのスタジアムということは、対戦相手はモンテディオ山形。
今年のJ2リーグの日程が発表されたとき、なんか嫌な予感がしたんですよね、最後の最後にアウェイ山形戦が待っているというのが...
で、今節、ギラヴァンツ北九州は大量得失点差で勝利して、かつ、J3リーグでテゲバジャーロ宮崎が2位以内に入ればJ2残留という、非常に厳しい条件で迎える一戦。
ハイ、ということで、明治安田生命J2リーグ、最終節の第42節はアウェイ、NDソフトスタジアムに乗り込んで、モンテディオ山形と対する一戦。
この大事な一戦のスタメンは、
先発メンバー
GK 27 田中悠也
DF 4 河野貴志
DF 5 村松航太
DF 15 野口航
DF 30 福森健太
MF 10 髙橋大悟
MF 13 前川大河
MF 14 新垣貴之
MF 16 西村恭史
MF 17 針谷岳晃
FW 9 狩土名禅
前節からのスタメン変更は3人。生駒、岡村、井澤が外れて、河野、村松、針谷が入る布陣。
他の試合の事など関係なく、とにかくこの、目の前の一戦に全集中(チト古いか?)してほしいです。
アラアラアラアラ...
様子を見ながらの立ち上がり、両チーム、ゴールネットを揺らせず時間が過ぎていきます。
流れを掴むためにも、先制点が大事!
そんなこんなの前半26分、ついに試合が動きます。
モンテディオ山形の南が敵陣中央で相手のパスをカットすると、山田康が受けて前線に供給。山田拓が受けてペナルティエリア手前の左からスルーパス。そこに駆け上がったヴィニシウス アラウージョがペナルティエリア中央から右足のアウトサイドでゴールへ流し込んで、山形が先制...
うーん、ただでさえ大量得点が必要なところで、先制弾の被弾はきついですね。
そして、飲水タイム明けの前半29分のモンテディオ山形の攻撃。
山田康が左サイドの敵陣中央からスルーパスを出すと、駆け上がった加藤が左サイドの敵陣深くから左足で低いクロスを供給。これに再びのヴィニシウス アラウージョが右足でうまくボールに当てて、ボールはゴールへ...山形の2点目...
結局、このまま2点ビハインドで前半終了。
後半開始から、狩土名に代えて富山、河野に代えて生駒を投入。
ホームの山形も1枚の交代カードを切ってきました。
なんとか1点差に詰め寄りたい北九州ですが、思うように攻めることができません。
そんなこんなの、後半12分にモンテディオ山形がギラヴァンツのパスミスからチャンス。ヴィニシウス アラウージョがボールを奪うと、ペナルティエリア手前からシュート。右ポストに阻まれるも、こぼれ球を拾った中原が右サイドの敵陣深くから左足でクロスを供給。ゴール前で北九州DFがクリアミスとなり、こぼれ球に反応したヴィニシウス アラウージョが右足でシュートを決めて、ハットトリックを達成...
直後の後半16分にも、山形の攻撃。
山田康が右サイドの敵陣深くから右足でクロスを供給すると、ファーサイドでヴィニシウス アラウージョが滑り込みながら右足でシュートを放つ。北九州のGK田中がボールに触れるも、勢いが勝り、ゴールネットを揺らして、なんとアラアラアラアラ...アラウジョだけで4ゴール....
こうなったらもう、この試合の勝敗はともかくとして、意地の1ゴールを見たい!
そんな思いが通じたのが、後半34分。
高橋大悟が右サイドの敵陣中央で相手のパスをカットすると、左足で浮き球のパス。駆け上がった富山がゴール前で受けてDFをうまく交わして左足でシュートを放つと、綺麗な放物線を描いてゴールの中へ!
一矢を報いた、って感じですね。
あと何ゴール、山形から奪えるか、そんな期待も持ちつつ、時間が過ぎていきます。
そんなこんなの後半43分の山形の攻撃。
樺山が右サイドの敵陣中央からパスを出すと、マルティノスが受けてペナルティエリア手前の右から左足でパスを供給。林がペナルティエリア中央で受けてうまくコントロールすると、右足でループシュートを放ち、ゴールネットを揺らして5点目...
そして...
モンテディオ山形 5–1 ギラヴァンツ北九州
(Goal:富山貴光)
うーん...5年前のアウェイ山形以上に、けちょんけちょんにやられてしまいました。
ということで、来シーズンはJ3の舞台で戦うことが決定してしまいました...
いやぁ、今年はなんとも我慢・我慢の一年でした。
一年でJ2に戻って来られることを信じて、来シーズンも応援し続けますよ!
皆様、今シーズン、一年間お疲れ様でした。
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