まずはゴールが欲しい...
明治安田生命J3リーグも、気づけば第11節。
今年のJ3リーグは全34節と考えると、1/3ですからね、そろそろ中盤戦に差し掛かるところ。
我らがギラヴァンツ北九州ですが、ここのところリーグ戦は6試合連続でノーゴール。
ゴールがないってことは、勝利もないということで、2分4敗と、6試合で積み上げることができた勝ち点は僅かに2という状況。
まずはゴールがほしいです、ゴールがないと勝利はないので!
今節はアウェイ、相模原ギオンスタジアムに乗り込んで、SC相模原と対する一戦。
どちらもJ2からの降格ということで、絶対に負けられない戦いが、そこにはある!
ちょうど川崎に戻っていた...っていうか、ギラの試合を観たくて関東に戻りまして、行ってきましたよ、相模原。
快晴の絶好のサッカー観戦日和。帽子を忘れたのを、ちょっと後悔したくらいの良い天気♪
今節のスタメンは、
先発メンバー
GK 1 吉丸絢梓
DF 4 河野貴志
DF 22 永田拓也
DF 23 藤原広太朗
DF 44 藤谷壮
MF 6 西村恭史
MF 17 針谷岳晃
MF 18 中山雄希
MF 25 池髙暢希
FW 10 髙澤優也
FW 13 前川大河
前節からのスタメン変更は2人。本村、藤川が外れて、藤谷、前川が入る布陣。
前半の失点が痛かったなぁ...でも、後半は良かった
様子を見るまでもない前半の4分、いきなり試合が動きます。
SC相模原のフリーキック、左サイドから蹴るのは、藤本淳吾。ニアサイドで加藤拓己が触って少し方向を変えると、ゴール前に走りこんだ鎌田次郎が押し込んで、相模原が先制...
うーん、藤本のFKの精度が高いってのもありますけど、簡単に崩されすぎですね。
ここからボールの支配率は五分五分という印象でしたが、シュートを積極的に打っていたのは、ホームの相模原でした。
その勢いそのままに流れて、前半36分の相模原の攻撃。
左サイドから田中陸がクロスを入れて、ゴール前で混戦。石田崚真がシュートを打つも北九州のDFがブロック...したかと思ったら、こぼれ球を船山貴之が押し込んで、相模原が追加点...
動きが良いんですよ、相模原の選手の方が。だから、こぼれ球が相模原の選手のところに落ちるの。決して偶然ではなくて、必然のように見えました。
このまま、相模原が2点リードで前半終了。
後半開始から、交代カードを2枚切る北九州。
藤谷に代えて佐藤亮、西村に代えて六平光成を投入。
積極的な交代で積極的に攻めたかいがあり、後半開始早々の6分、中山がペナルティエリア内で相手DFのファウルを受けて、PK獲得。
蹴るのは、PKを得た中山雄希本人。
これをきっちり決めて、1点差に! PKとは言え、久しぶりのゴールですからね、コレ、大きいですよ!
これで調子に乗りたかったのですが、後半13分に相模原のフリーキック。
左サイドからのFKを蹴るのは、やはり藤本淳吾。ニアに蹴られたボールをヘディングで触ったのは藤原優大で、これがゴールに吸い込まれて、再びの2点差...
うわー、やっぱり怖いな、藤本って。J3にいる選手じゃないですよね、レベルが違います。
ここから、必死に相模原陣内に攻め込む北九州。
気合を感じましたよ、気持ちを感じましたよ!
そんなこんなの後半20分、ギラヴァンツ北九州の攻撃でゴール前の混戦で粘った中山雄希。シュートこそ打てませんでしたが、そのこぼれ球に走りこんだのは、途中出場の狩土名禅。グラウンダーのシュートはゴールに突き刺さり、再びの1点差!
狩土名禅、初ゴールですね!
いやぁ、気合のゴールです、気持ちの入ったゴールでした。
そこからも北九州が相模原陣内に攻め込む時間が多く、ひょっとしたら同点、そんな期待が持てる展開でした。
が、結局...
SC相模原 3–2 ギラヴァンツ北九州
(Goal:中山雄希, 狩土名禅)
久々のゴール、しかも2ゴールです。
また、2ゴール後も必死に攻めて、もしかしたら同点にできるかも、そこまでの試合を展開してくれました。
開始早々の先制されたシーンが痛かったですね、全てのゲームプランが崩されてしまったように感じます。
今までの試合と違って、ゴールも生まれましたし、ワクワクできる時間がありました。
悔しい敗戦ではありますが、内容的には、次につながるものであったと思います。
なかなか下位から浮上できずにいますが、試合後に挨拶に来てくれた選手たち、一部の選手の目には涙も...
この悔しさを忘れずにいてほしいですね。
この試合の来場者数は
1,499人。やっぱりJ3って、寂しいですね。昨年までJ2で戦っていた2チームの対戦カードでこの人数ですものね...
北九州も相模原も、このリーグではなくて、もっと上で戦うべきチームなのに、と思わずにはいられませんでした。
さーて、我らがギラヴァンツ北九州の次節はホーム、ミクスタで勝ち点3を積み重ねられることを祈っています!
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