【DAZN観戦】あと1分。守り切れなかった虎の子の1点|北九州 1-1 松本

試合結果|北九州 1-1 松本 テレビ観戦
試合結果|北九州 1-1 松本

あと1分。

本当に、あと1分でした。

2026/27シーズンのJ3リーグ第4節。ホーム・ミクスタに松本山雅FCを迎えた我らがギラヴァンツ北九州は、後半10分に髙橋大悟が挙げた虎の子の1点を、後半44分に追いつかれて1-1のドロー。これで3試合連続の引き分けとなりました。

……悔しい。でも、それだけでもない。今回はちょっと、複雑な気持ちです。

今日こそ、すっきり勝ちたかった

リーグ戦はここまで2試合連続のドロー。

開幕(ホーム・讃岐戦)は0-0。第3節のアウェイ栃木SC戦は2-0とリードしながら追いつかれて2-2。天皇杯も1回戦で沖縄SVに敗れています。

だから今日は、なんとしても勝ちたかった。ホームですし、相手の松本山雅も今季まだ勝ちがない。お互いに「今季初勝利」を懸けた一戦だったんです。

ただ、松本という相手は、正直なところ分が悪い。過去の対戦成績は北九州の2勝5分13敗。歴史的に、かなり苦しめられてきた相手です。

晴れ、気温31.4℃。まだまだ夏でした。

スタメン|4-2-3-1、1トップに永井龍

この日の北九州は4-2-3-1。

GKは大谷幸輝。最終ラインに神橋良汰、長谷川光基、奈良坂巧、星広太。中盤は吉長真優、岡野凜平、平松昇、坪郷来紀、そしてキャプテンの髙橋大悟。1トップに永井龍が入りました。

対する松本は3-1-4-2。GK富澤雅也、最終ラインに野田裕喜、宮部大己、金子光汰。中盤に澤崎凌大、力安祥伍、高野遼、北爪健吾、安永玲央。前線は金子翔太と田口裕也という布陣でした。

前半|よく0-0で折り返した

試合が始まってすぐ、これは厳しいぞ、と思いました。

松本がボールを持って前に運んでくる。北九州はそれを跳ね返す。そういう時間が続きます。

前半終了時点でのシュート数は、北九州2本に対して松本9本。枠内シュートは1対6です。数字で見ても、完全に押し込まれていました。

前半33分に力安祥伍、45分に安永玲央、46分に金子光汰。立て続けに枠を捉えられましたが、そのすべてを大谷幸輝が止めました。

0-0でハーフタイム。

よく耐えた、というのが正直な感想でした。

後半10分、髙橋大悟!

そして後半10分、55分でした。

ペナルティエリア内で髙橋大悟がボールを持つと、左足を振り抜きます。ボールはゴールの左下へ。

1-0。

ミクスタが沸きました。押し込まれ続けていた展開の中での、待望の先制点です。

髙橋は栃木SC戦でもPKを決めていて、今季2得点目。キャプテンが、いちばん欲しいところで決めてくれました。

今日は行ける——正直、そう思いました。

耐える時間、そして89分

しかし、ここからが長かった。

松本は62分に3人を同時投入。田中想来、白井達也、そして村上陽斗。攻撃の圧はさらに強まります。

北九州も58分に坪郷来紀→遠藤貴成、74分に吉長真優→河辺駿太郎と神橋良汰→横窪皇太、86分には岡野凜平→井澤春輝と長谷川光基→生駒仁。守りを固めながら、なんとか時計を進めようとしていました。

後半30分に田中想来、36分に村上陽斗。またも大谷がセーブ。この日、大谷は実に6本のシュートを止めています。

残り時間わずか。逃げ切れる——。

後半44分。

井上愛簾のシュートを大谷が弾いたところに、詰めていたのが村上陽斗。右足で、ゴールの左下へ。

1-1。

ダイジェストを見ると、松本のチャンスばかりですね。
最後まで守り抜いていたんですけどね。……あと1分だったんです。

決めたのは62分から入っていた選手。しかも松本移籍後の初ゴールでした。相手の交代が、最後の最後で実った格好です。

北九州 1-1 松本|スタッツで見ると

項目 北九州 松本
シュート 7 16
枠内シュート 5 11
コーナーキック 1 5
フリーキック 15 10
警告 2 0

 

シュート7本対16本。枠内シュートは5本対11本。コーナーキックは1対5。

観ていて感じた「流れは完全に松本」という印象は、数字がそのまま裏づけていました。

一方で、北九州のフリーキックは15本と松本を上回っています。これはファウルで止めざるを得ない場面が多かったということでもあります。警告2枚も、その表れでしょう。

ただ、興味深いのはボール支配率です。前半終了時点で50%対50%。北九州もボールは持てていました。持てていたけれど、松本の少ない手数のほうが、より危険だった——そういう試合でした。

入場者数は4,693人。晴れ、気温31.4℃、湿度75%(主審は矢野浩平さん)。

3試合連続ドローを、どう見るか

さて、ここからが本題です。

これで北九州は3試合連続のドロー。0勝3分0敗、勝点3で14位です。

勝ててない。でも、負けてもいない。

これって、どう見るべきなんでしょうか。正直、私も答えが出ていません。だから、両方の見方を並べてみます。

良い、と言える理由

  • J3で「無敗のまま未勝利」なのは北九州だけ。負けていないチームは他にもいますが、そのすべてが勝利も挙げています
  • 3試合でわずか3失点。守備が崩壊していない。今日も16本のシュートを浴びて1失点です
  • 分の悪い松本相手に勝点1。過去2勝5分13敗という相手から、しっかり1を持ち帰った
  • 田中遼太郎監督が掲げる「走ること、戦うこと」は、確実に形になっている。押し込まれても最後まで足が止まらなかった

でも、と言いたくなる理由

  • 3試合で勝点3。3連勝なら9です。この差は、シーズンが進むほど効いてきます
  • 今日の相手も未勝利だった。お互いに勝ちたい試合で、勝ち切れなかった
  • シュート7本。攻撃の形が、まだ足りていない
  • そして何より、リードを守り切れなかったのは2試合連続。栃木SC戦は2-0から、今日は1-0から

 

並べてみて、思いました。

この3試合、北九州は「負けないチーム」にはなった。でも、まだ「勝ち切るチーム」にはなっていない。

土台はできているんだと思います。あとは、あと1点を取る力と、あと1分を守り切る力。そこだけです。そしてそれは、こういう試合を積み重ねた先にしか身につかないものなのかもしれません。

少なくとも、今のギラヴァンツは崩れていない。それだけは間違いないです。

次は9月2日、ルヴァンカップ

中2日で、また試合がやってきます。

  • 9月2日(水)19:00 ルヴァンカップ1stラウンド1回戦 vs いわきFC(ホーム・ミクスタ)
  • 9月5日(土)19:00 J3第5節 vs 愛媛FC(アウェイ)
  • 9月9日(水)19:00 J3第1節【延期分】 vs FC琉球(アウェイ)

 

台風で流れた琉球戦も、ようやく9月9日に。9月は一気に試合が詰まります。

引き分けが続いて、もどかしい気持ちはあります。でも、ここで一つ勝てば流れは変わる。そう信じています。

次こそは……今シーズン初勝利を! VAMOS、ギラヴァンツ北九州!🌻

この日の記録

項目 内容
大会 2026/27 明治安田J3リーグ 第4節
日時 2026年8月30日(日)18:03キックオフ
会場 ミクニワールドスタジアム北九州
結果 ギラヴァンツ北九州 1-1 松本山雅FC
得点 55分 髙橋大悟(北九州)/89分 村上陽斗(松本)
入場者数 4,693人
天候 晴れ、気温31.4℃、湿度75%
主審 矢野浩平

 

 

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