今節でしばしの中断
明治安田生命J2リーグ...というか、今年のJリーグは今節で中断。
(本当にやってしまうのね、とかいう議論はさておいて)オリンピックのためにしばしの中断期間に入るので、勝利で気持ち良く終えておきたいところ。
今節はアウェイ、長崎大村のトランスコスモススタジアムに乗り込んで、V・ファーレン長崎と対する一戦。
チーム状況は異なれど九州ダービー、負けるわけにはいきません!!
スタメンを見てみますと...
先発メンバー
GK 21 加藤有輝
DF 5 村松航太
DF 15 野口航
DF 22 生駒仁
DF 24 前田紘基
MF 10 髙橋大悟
MF 14 新垣貴之
MF 17 針谷岳晃
MF 36 井澤春輝
FW 7 佐藤亮
FW 13 前川大河
前節からのスタメン変更は3人。斧澤、富山、狩土名が外れて、新垣、佐藤亮、前川が入る布陣。
どうやって点を取るか、小林監督が悩まれたんだなー、という形跡が強く感じるスタメンですね。
2点取れたのは収穫!
長崎ボールでキックオフ、様子を見るまでもない前半5分の長崎の攻撃。
毎熊がペナルティエリア手前の左から右へ大きく展開。Wハットが右サイドの敵陣中央でボールを収めると、そのまま中央へカットイン。その流れでペナルティエリア手前の右から左足で鋭いシュートを放つと、左隅に突き刺さり、長崎が先制...
いやこれね、スーパーゴールですよ、GK加藤の手の先、届かないところ。打ったWハットを褒めるしかないです。
あえていうと、シュートを打たせてしまったところが問題なのですが、入り込んだタイミングもシュートを打ったタイミングも秀逸でした。
アウェイで先制され、スタジアムの雰囲気的にも若干、長崎に推され気味にはなりますが、落ち着いてリズムを取り戻す北九州。
そんなこんなの前半37分の北九州の攻撃。
富澤のロングフィードをハーフウェーライン付近で奪い、攻撃を開始。その流れから新垣が左サイドの敵陣深い位置から左足でクロス。ペナルティエリア手前の左で前川がうまく納められなかったものの、長崎の江川に当たったこぼれ球に反応した佐藤亮がゴール前から左足で押し込んで、北九州が同点に!
久しぶりのゴールですよ、5月30日の第16節、町田戦以来のゴール!
決して美しくはないですが、ボールへの執念が生んだゴールでした。
そのまま1-1で前半終了かな...と思ったら、アディショナルタイムの1分、長崎の攻撃。
右サイドの敵陣中央でFK。新里がこぼれ球を拾って2次攻撃。加藤聖が敵陣中央の左から左足でゴール前に浮き球のパス。江川がペナルティエリア中央からヘディングシュートを放つと、これが右ポストに当たって跳ね返り、ゴールの中へ...長崎の追加点...
うーん...時間帯と言い、奪われ方と言い、なんとも悔やまれます。
このまま、長崎が1点リードで前半終了。
後半開始から、針谷に代えて六平を投入する北九州。長崎は、交代なし。
前半と同じように...いえ、前半以上に様子を見る時間もないくらいの後半1分。
自陣でボールを奪いカウンター攻撃を仕掛ける長崎。都倉が前線へラフに蹴り出すと、反応したWハットが村松をかわしてドリブル。ペナルティエリア内に進入して、細かいタッチのドリブルで相手を振り切ってゴール前から右足でループ気味のシュートを打つと、ゴールの中へ...長崎の3点目...
2-1からの次の1点が大きいってよく言いますけど、ホントそれ、感じますね。時間帯も展開というか、流れとしても長崎に勢いづけるのに十分なゴールでした。
ここからは一進一退、長崎の攻撃をよく耐え、そして攻撃にもつなげている北九州。
そして後半31分の北九州の左コーナーキック。
蹴るのは高橋、左足でクロスを供給。ニアサイドでDFにはじかれてしまも、混戦からこぼれたボールに反応した前川がペナルティエリア手前の中央から右足でシュート。一旦は長崎GKの富澤にセーブされるも、こぼれ球に反応した新垣が左足で冷静にゴールへ流し込んで、1点差!!
2点取ったのは、さらに遡って5月23日の第15節、大宮戦以来。
その後も必死に攻めましたが...
V・ファーレン長崎 3–2 ギラヴァンツ北九州
(Goal:佐藤亮, 新垣貴之)
うーん...惜しかったですね。
ただ、同点まで追いついた瞬間こそあったものの、結局一度もリードすることはできず。
まだまだ課題は多いですが、この中断をプラスに捉えてしっかりと修正していただきましょう!
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