本日の明治安田生命J2リーグ第27節はホーム、ミクスタにV・ファーレン長崎を迎え撃つ一戦。
上位対決、自動昇格の2位以内を目指すことを考えると、なんとしても勝ち点3を積み重ねたい両チーム。
さすがは上位対決、見ごたえ充分!
今節のスタメンは...
先発メンバー
GK 31 永井堅梧
DF 3 福森健太
DF 6 岡村和哉
DF 16 村松航太
DF 22 藤原奏哉
MF 4 川上竜
MF 10 髙橋大悟
MF 25 國分伸太郎
MF 39 椿直起
FW 9 ディサロ燦シルヴァーノ
FW 18 町野修斗
前節からのスタメン変更は2人。新垣と鈴木が外れて、椿と町野が入る布陣。
開始早々に高橋大吾がシュートを放ち、対する長崎も、3分・4分と立て続けの攻撃&シュートと、さすがは上位対決、気を抜けない、激しいぶつかり合い。
両チーム、ボールを奪ってから前線に運ぶまでの時間が短いし、シュートコースがあれば打つという姿勢もあって、なかなか見応えのある展開。
ひょっとしたら前節の甲府戦みたいに点の取り合いになるのかな、そんな印象を持った序盤戦でした。
前半のうちに、どちらかゴールが生まれてもおかしくない内容ではありましたが、結局、どちらにもゴールは生まれず、0-0で折り返し。
両チーム、ともにメンバー交代なしで後半開始。
長崎が積極的に攻撃を仕掛けてきますが、集中力を切らさない北九州の守備陣。
ちょっと押され気味の展開から、椿に替えて新垣、町野に替えて鈴木を投入して、流れを変えたい北九州。
そんなこんなの後半31分のギラヴァンツの攻撃。
敵陣中央で新垣がボールを受けると、ディフェンスラインの裏へ絶妙なスルーパスを供給。これに裏から福森が走り込んで、ペナルティエリア左からダイレクトで速いクロス。
ゴール前でディサロが押し込んで、ギラヴァンツ北九州が先制!
いやぁ、もう美しい一連の流れでしたよ。新垣から福森へのスルーパス、これね絶妙でした。それをダイレクトで折り返した福森も見事。
あとはディサロが当てるだけで、難しいシュートではありませんでしたが、あの場所にいるってのが、さすがストライカー、さすがエース!
この時間で先制、さすがにまだ守り切るには早いですが、徐々に時間が経過してきます。
後半も40分を過ぎると、さすがに守りたくなりますよね。このまま終わってくれと祈ってしまいますよね。
そんなこんなの後半44分の長崎のフリーキック。
蹴るのはルアン。右足でペナルティエリア内へ柔らかいボールを送ると、中央のカイオセザールが足を伸ばしてゴールに押し込み、同点...
ルアンのやさしいボール。そしてそれに反応するかイオセザール、息がぴったり合ったゴールでした。
で、結局...
ギラヴァンツ北九州 1–1 V・ファーレン長崎(Goal:ディサロ燦シルヴァーノ)
追加点を奪えそうにはありませんでした。勝つとしたら、1点逃げ切りだったのかな、そんな内容でした。
でも今年の長崎は、そう簡単には勝たせてくれませんね。
結果として、両チーム勝ち点1で痛み分けですね。
冒頭で触れましたとおり、上位2チームとの差を縮めるためにも、どちらにとっても勝ち点2を取り損ねた試合だったように思います。
いつもなら北九州がボールを支配する試合となるところですが、今節は長崎の方が上回っていますね。
シュート数も長崎が上。まぁ、北九州対策のお手本みたいな試合になってしまった感もありますが、この試合は今年の長崎だからこそできたものであって、他チームに真似できるかというと、きっと難しいでしょう。
内容的には、両チームの良さ、攻撃の早さ、守備から攻撃への切り替えの早さ、集中した守備陣等々、見ごたえのあった試合だったと思います。
次節はアウェイ京都、強敵ですが、次節こそ勝利を期待しています。
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