緊急事態宣言開けて初のホームゲーム
首都圏や静岡県などに発出されていた緊急事態宣言、9月末にて解除されまして、晴れて久方ぶりに日本全国、どこにも緊急事態宣言もまん延防止等重点措置も出ていない状況になりました。
だからと言って、マスクなしになる訳でもないし、声を出して応援できるようになる訳でもないのですが、(今までは最大で5,000人だった観客が)収容人数の50%までは入れられるようになり、スタジアムでの飲食販売も再開されるなど、ちょっとずつ日常のJリーグに戻ったかな、そんな印象です。
今節のギラヴァンツ北九州はアウェイ、ヤマハスタジアム(磐田)に乗り込んで、ジュビロ磐田と対戦する一戦。
で、ギラヴァンツ北九州とジュビロ磐田、どちらも応援している私。
“どっちをう応援するの問題”が発生するワケですよ...悩ましい...
こういうときに考えるのは、マイノリティはどちらか、それが私。
遥か遠い北九州や関東などから、ジュビロ田舎のスタジアム(失礼)まで来る方は少ないでしょうし、今日はアウェイ側のK指定席を確保してみました。
大阪から川崎に戻る合間に途中下車。
御厨(みくりや)駅前に鎮座しているのは、ジュビロ磐田のマスコット、ジュビロくん。サンコウチョウがモデルです。
そうそう、このフィールドが近いスタジアムは、磐田ならでは♪ なんか泣いちゃいそうですよ。
開始早々のサトリョーの先制弾、その後が続かない...
今節のスタメンを見てみますと、
先発メンバー
GK 27 田中悠也
DF 5 村松航太
DF 6 岡村和哉
DF 30 福森健太
DF 32 永田拓也
MF 10 髙橋大悟
MF 11 永野雄大
MF 14 新垣貴之
MF 16 西村恭史
FW 7 佐藤亮
FW 13 前川大河
前節からのスタメン変更は2人。生駒と針谷が外れて、村松と永野が入る布陣。
ジュビロからレンタル移籍中の針谷は、大人の事情でベンチにも入ることができません。
さて、試合ですが、まだ様子を見るまでもない開始2分、ギラヴァンツ北九州がいきなり試合を動かします。
永田が左サイドのハーフラインあたりペナルティエリア手前の中央へクロス。これを受けたのは佐藤亮。うまくボールをコントロールしてDFを交わして、ペナルティエリア中央から右足を振り抜くと、放たれたグラウンダーのシュートはゴール左に突き刺さり、北九州が先制!
いやぁ、永田のパスも、受けたサトリョーも見事でしたよ、綺麗なゴール。好調なジュビロのGK三浦もお手上げ状態。
この開始早々、電光石火のゴールで目が覚めたのかジュビロ磐田。
徐々に徐々にペースを上げていきます。
そんなこんなの前半15分のジュビロ磐田の攻撃。
大井健太郎が自陣の低い位置から、相手ディフェンスラインの背後のスペースへロングボールを供給。これに呼応して抜け出したのはルキアン。そのままペナルティエリア右へ自分で持ち込むと、力強く右足でシュート。低めのシュートはゴール左に突き刺さり、ジュビロが同点...
大井のロングボールも良かったけど、やっぱりすごいのはルキアンですね、抜け出すタイミングも、シュートも秀逸!
その直後の、前半16分のジュビロの攻撃。
遠藤がペナルティエリア右へふわりと浮かせたボールを送ると、鈴木雄斗がゴール前に折り返す。これに反応したルキアンが合わせるも、一旦は北九州DFにブロックされてしまう。それでも、後方にこぼれたボールにすぐに反応したのは山本康裕、右足でゴール中央に流し込んで、ジュビロが逆転...
あっという間の逆転劇でした。この逆転ゴールがターニングポイントでしたね、ここで耐えていたら、結果は違っていたかも知れません。
こうなると完全にジュビロのペースで、さらに前半20分のジュビロの攻撃。
伊藤から左サイドのスペースへボールが送られると、ルキアンが走り込む。ルキアンがペナルティエリア左へ進入してファーサイドへグラウンダーのパスを供給。これに反応したのは鈴木雄斗で、右足でグラウンダーのダイレクトシュートを放つと、ゴール左のサイドネットに突き刺して3点目...
ななななんと、開始20分で4ゴールも生まれる、なんとも忙しい試合。
さらに前半38分には、山田大記が右サイドの敵陣中央でボールを受けると、周囲を見渡しながらボールをゴール前に持ち運ぶ。ヒロキがそのまま自分でペナルティエリア手前の中央から左足を振り抜くと、低めの強烈なシュートがゴール右に突き刺さって、4点目!!!!
これね、山田大記が周りを確認していたこと、そして、鈴木雄斗やルキアンがパスを受けそうなそぶりを見せていたから、北九州DFも寄せきれないし、GKもシュートなのかパスなのか、判断が難しい状況でしたからね、タイミングよく強いシュートを打てたヒロキの勝ち。
で、そのまま前半はジュビロが3点リードで終了。
両チームともに、ハーフタイムでの交代はなく、後半開始。
何度かジュビロゴール前まで迫るシーンはあったものの、後半にゴールネットが揺れることはなく...
ジュビロ磐田 4–1 ギラヴァンツ北九州
(Goal:佐藤亮)
結果として、開始2分のサトリョーのゴールだけでした。
試合後、ゴール裏に挨拶に来てくれた選手たちは...
下を向いている訳ではないし、まだ覇気を感じられるのが、せめてもの救いです。
残り試合数を数えると、今日の敗戦は非常に痛いのですが、次節からまた気持ちを切り替えて勝ち点を積み重ねるしかありませんね。
残留を信じています!
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