残留争い、もう後がない...
前節、お互いに残留争いを繰り広げている大宮アルディージャに敗れ、勝ち点差を広げられてしまった、我らがギラヴァンツ北九州。
今節で明治安田生命J2リーグも第36節。残り試合を数えると、もうホントに1敗もできない状況。
今節はホーム、ミクニワールドスタジアム北九州にSC相模原を迎え撃つ一戦。
相模原も残留争い崖っぷち、両チームともに残留に向けて、勝ち点3が絶対条件とも言える、大事な大事な試合です。
スタメンを見てみますと、
先発メンバー
GK 27 田中悠也
DF 4 河野貴志
DF 22 生駒仁
DF 30 福森健太
DF 32 永田拓也
MF 10 髙橋大悟
MF 14 新垣貴之
MF 16 西村恭史
MF 17 針谷岳晃
FW 13 前川大河
FW 18 富山貴光
節からのスタメン変更は3人。吉丸、岡村、佐藤亮が外れて、田中、生駒、富山が入る布陣。
ゴールキーパーまで変えてくるとは、小林監督の並々ならぬ勝利への執念が感じられます。
先制したものの...
前半は、どちらかというと相模原の内容だったかなという印象。
あえて言えば、相模原の方がしっかり組み手ているという感じで、両チームともに決定機らしい決定機に至らず。
結局、前半はゴールが生まれず、0-0でハーフタイムに。
後半に入り、ギラヴァンツ北九州が一つか二つ、ギアを上げてきました。
小林監督が檄を飛ばしたのでしょうね。
後半10分の北九州の攻撃。
相模原のパスがこぼれたところを西村が奪い、自陣から一気に敵陣中央まで持ち上がる。西村は並行して走る右の前川にパスを送るが、前川はボールを収められない。それでも、高橋大悟がこぼれ球に反応して、ペナルティアーク付近で倒れながら左足を振り抜く。ボールはゴール左隅に決まって、北九州が先制!
うーん、綺麗な流れでしたよ。
不安定な体制ながらもシュートを打って、ゴールを決めるあたり、さすが高橋大悟です!
さぁ、これで勢いに乗りたい!
そう思った矢先の後半13分、相模原の攻撃。
兒玉が左サイドの敵陣中央で味方の横パスを受けると、カットインしてペナルティエリア手前の左へ入る。相手を剥がして右足を振り抜くと、ボールはゴール右隅に決まって同点...
あぁ、束の間のリードでした...
その後は両チーム、必死に攻めますが、ゴールネットを揺らすには至りません。
時間が経過して、アディショナルタイムの表示は4分。
このまま同点で痛み分けかな、そう思った後半47分。
ユーリがペナルティエリア中央で右足を振り抜くと、GK田中がセーブ。でも、こぼれ球を拾った夛田がペナルティエリア右でボールをキープして、マイナスのパス。走り込んだユーリが再び右足で強烈なダイレクトシュートを放つと、ゴール左につき去れり、相模原が逆転...
ユーリの強さが出てしまったシーンでしたね。
で、結局...
ギラヴァンツ北九州 1–2 SC相模原
(Goal:高橋大悟)
うーん、先制したのに、勝ち点を積み上げられず。
勝点3はおろか、1すら取れなかったというのが、非常に痛いです...
でもまだ諦めません、目指せJ2残留!
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