J3最終節、アウェイYSCC横浜戦は先制⇒同点⇒勝越し⇒同点と、見応えのある戦いに。ラストワンプレーで勝利を収めたのは、我らがギラヴァンツ北九州でした!
数字上はJ2の可能性も
明治安田J3リーグも、いよいよ第38節。そう、今節で最終節です。
前節、第37節終了時の順位表を見てみますと、
順位 | チーム | 勝点 | 勝 | 分 | 敗 | 得点 | 失点 | 差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
5 | FC大阪 | 57 | 15 | 12 | 10 | 42 | 30 | +12 |
6 | 福島ユナイテッド | 56 | 17 | 5 | 15 | 60 | 48 | +12 |
7 | ギラヴァンツ北九州 | 53 | 14 | 11 | 12 | 38 | 37 | +1 |
8 | アスルクラロ沼津 | 52 | 15 | 7 | 15 | 53 | 45 | +8 |
北九州が勝って、かつ6位の福島が負けると勝点が56で並ぶことになります。つまり、数字の上ではJ2昇格プレーオフへの道が残されているということ。
とは言え、得失点差が大きく離れているので、北九州が大量失点勝利&福島が大量失点で敗戦しない限り、プレーオフには出られないのですが。
ま、終わり良ければ総て良し、気持ち良くシーズンを終えるためにも、今日は勝利で終えたいところです。
今節はアウェイ、ニッパツ三ツ沢球技場に乗り込んで、YSCC横浜と対する一戦。
関東アウェイということで、行って参りました、ニッパツ三ツ沢。
さすがに11月も下旬なので空気は冷たいですが風は強くなく、綺麗な青空が広がっていました。ギラヴァンツサポーター、多数集結してましたよ!
スタメンを見てみますと、
先発メンバー
GK 1 伊藤剛
DF 22 山脇樺織
DF 50 杉山耕二
DF 13 工藤孝太
DF 33 乾貴哉
MF 34 高吉正真
MF 6 藤原健介
MF 8 若谷拓海
MF 17 岡野凜平
MF 29 高昇辰
FW 10 永井龍
前節からの変更は1人のみ。井澤が外れて、若谷が入る布陣。
今節は全試合が14:00キックオフ。
劇的勝利
開始早々にいきなりピンチ、YS横浜の脇坂がペナルティーエリア内から枠内シュート。これh伊藤が身体でせーぶ。
でもその後は、良い感じでYS横浜陣内に攻め込む北九州。なんとなくの空気感として、先制も時間の問題かなー、なんて楽観的に思ってしまった私。
そんなこんなの前半13分の北九州の攻撃。
右サイドから高吉がゴール前にボールを送ると、ゴール前にいた永井龍が胸で押し込む形で先制!
うん、良い感じで流れの中から先制してくれました♪
幸先よく先制して、そこからも良いリズムで攻め込んでいたのですが、なかなか追加点を奪えません。
そうこうしているウチの前半35分のYS横浜の攻撃。橋本陸斗が左サイドから中へ切込み、ペナルティエリア内から右足でファーサイドにシュート。これがゴール右下に決まって、同点に...。ちょっとした隙というか、シュートコースが前に空いてしまいました。
で、前半は1-1で終了。
後半開始から交代カードを切るのは、アウェイの北九州。若谷に替えて矢田を投入。
後半に入っても、流れはなんとなく北九州。YS横浜陣内で北九州がボールを支配する時間帯が長かったように思います。
そして後半18分、左サイドで矢田からのパスで抜け出したのは高昇辰。YS横浜DFを振り切るとペナルティエリア内から右足シュート。見事にゴール右下に決まり、勝ち越し!
綺麗なパス、そして綺麗なシュートでした。
そこからは一進一退の攻防、見応えありましたよ。YS横浜の攻撃も二重三重に襲ってくるので、怖いこと怖いこと(汗)
追加点こそ奪えずにいましが時間が過ぎて行き、後半もアディショナルタイムに。
このまま1点差で勝利...と思いきや、後半47分にYS横浜の左コーナーキック。
何度か跳ね返した北九州DF陣でしたが、こぼれ球を冨士田康人に決められて、再びの同点。
この時間での失点、嫌ですよね、痛いですよね。
でもギラ戦士、諦めませんでしたよ。
後半49分に髙橋隆大が右サイドでペナルティーエリア内に入り、センタリング。ファーサイドにいた乾貴哉がフリーでヘディングシュートをゴールに突き刺して勝越し!!!
いやー、痺れましたねー、この展開。
リスタートしたと同時に試合終了のホイッスル。
いやホント、死闘・激闘でしたよ。試合が終わった瞬間、YS横浜も北九州も、選手が何人もフィールドに倒れこみましたから。
というワケで、本日の試合結果。
YSCC横浜 2–3 ギラヴァンツ北九州
(Goal:永井龍, 高昇辰, 乾貴哉)
最後の最後まで諦めない、そんな姿勢が勝利を手繰り寄せました。大きな大きな勝利です。
試合後、ゴール裏もメインスタンドもサポータの皆さん、選手たちを思いっきりの温かい拍手で迎えて今シーズンは終了となりました。
来季につながる勝利でした
さて、最終節が終わりまして、最終的な順位は...
順位 | チーム | 勝点 | 勝 | 分 | 敗 | 得点 | 失点 | 差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
5 | 福島ユナイテッド | 56 | 18 | 5 | 15 | 64 | 49 | +15 |
6 | FC大阪 | 58 | 15 | 13 | 10 | 43 | 31 | +12 |
7 | ギラヴァンツ北九州 | 56 | 15 | 11 | 12 | 41 | 39 | +2 |
8 | FC岐阜 | 53 | 15 | 8 | 15 | 64 | 56 | +8 |
福島が勝利をおさめまして、ギラヴァンツ北九州は7位でJ2昇格プレーオフへの出場は叶わず、ま、仕方ないですね。
最後に諦めずに勝利を収めることができたのは、来季つながるかな、なんて思いました。
そう言えば、こんなニュースが。
増本浩平 監督 2025シーズン続投のお知らせ
来季も増本監督が続投してくれることになりました。
昨年の20位から大きく順位を上げましたし、それより何より、継続性って大切ですからね。
なんかここ数年、毎年毎年、選手が半分くらい入れ替わって、監督も変わって、全く違うチームが入れ代わり立ち代わりって感じでしたから、来季は今年のチームがver. upした本気でJ2昇格を目指せるチームになってくれるのではないでしょうか。
レンタルで獲得しているチームがどうなるかとか、気になることは沢山ありますけど、とりあえずは気持ち良い形で最終節を終えることができました。
まずは皆さん、今シーズン、お疲れ様でした。
このサイト、オフシーズンも時々更新しますので、時々チェックしてくださると嬉しいです。
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