電車で行くと遠いです、Jヴィレッジ
明治安田生命J3リーグは、今節で第13節。
今節はアウェイ、Jヴィレッジスタジアムで、いわきFCと対する一戦。
いわきと言えば、福島県。私が住んでいる宮城県の隣、ってことで、行ってきましたよ、Jヴィレッジ。
仙台駅から常磐線で行くのですが、意外と遠い...直通の電車はないので、途中、原ノ町駅で乗り換えて行くのですが、鈍行を2本乗り継いで2時間半。
着きました、Jヴィレッジ駅。13:00キックオフの試合で、到着したのが12:50。ギリギリ...っていうか、Kick-offに間に合わないのですが、1本早くすると10:06ですからね...選択肢はありません。
ちなみにこの時間にJヴィレッジ駅で下車した人、私を含めて3名でした。
ちなみに3名とも、行先はJヴィレッジスタジアム。
Jヴィレッジ駅はJR東日本の駅で、Suicaが使用できます。
が、しかーし! 注意が必要です。
Jヴィレッジ駅は、「首都圏エリア」の駅なのです。私が乗った仙台駅は「仙台エリア」の駅。
Suicaはエリアを跨いでの利用ができません。
私ね、これを知らなかったものですから、下りるときにSuicaを改札機にかざしたら、ピンポーン!ってエラーが出てしまって、焦りましたですよ。無人駅ですしねー。
インターホンで係の方に教えていただいたのですが、改札口の隣に「乗車駅証明書発行機」があって、
これで「乗車駅証明書」を出して、
これを後日、どこの駅でも良いので、友人の改札口や窓口で精算するんですって。
この引き分けは大きい
スタジアムから歩くこと10分チョットで、スタジアム到着!
サッカー専用の見やすいスタジアムです。
決してアクセスが良いスタジアムではありませんが、アウェイ側の自由席にも、結構な数のサポーターがいましたよ!
いわきFCサポーターさんから、温かいメッセージの書かれたウェルカムボードが置かれていました。
こういうの、とーっても嬉しいですよね。いわきFC関係者の皆様、ありがとうございました。
さて、試合ですが、スタメンは...
先発メンバー
GK 27 田中悠也
DF 4 河野貴志
DF 22 永田拓也
DF 23 藤原広太朗
DF 44 藤谷壮
MF 7 佐藤亮
MF 8 六平光成
MF 11 永野雄大
MF 18 中山雄希
FW 10 髙澤優也
FW 13 前川大河
前節からの変更は、2人。針谷と狩土名が外れて、永野と高澤が入る布陣。
試合はやはり、今シーズン好調な、いわきFCが押し気味に展開されます。
それをなんとか耐える北九州、前半は集中力高かったですね、しっかりと守り切っていました。
ボールを持つのは北九州が若干多いですが、チャンスの数はいわきの方が多い、そんな前半でしたが、結局、0-0のまま終了。
両チーム、ともに選手交代はなく、後半開始。
やはり、いわきFCが押し気味で試合を進めます。
そんなこんなの後半20分、いわきFCが自陣から宮本英治がグラウンダーの長いパス。これを山口大輝が角度を変えると、ゴール前で岩渕弘人がGKと1対1に。落ち着いてGK田中の頭をふわっと超えるシュートをうつと、ボールはゴールの中へ...いわきFCが先制...
山口のダイレクトパスが効きました。岩淵のシュートも見事でした。
さらに後半28分のいわきFCの攻撃。
山口から右サイドの嵯峨理久にボールが渡ると、嵯峨はそのまま自分でカットイン。右サイド、ペナルティーエリアの外からミドルシュートを放つと、DFに当たって少しコースが変わり、そのままゴールの中へ...いわきFCの追加点...
これは嵯峨理久のシュートが凄かったです。勢いもありましたし、あの位置から打っていく前向きな姿勢が生んだゴールでした。
なんだか北九州の集中が切れたような失点で、ひょっとしたらさらなる失点...なんて不安がよぎってしまった私ですが、良い意味で期待を裏切ってくれました。
後半33分の北九州の攻撃。
佐藤亮が右サイドに展開して、前に運ぶと、相手DFと競り合って二人とも倒れる形に。そのこぼれ球を奪った池髙暢希がセンタリングを上げると、ゴール前の髙澤優也にドンピシャ! 強烈なヘディングシュートを打つとゴールネットに突き刺さり、1点差に!
サトリョーの粘り、池高の正確なパス、そして高澤のシュート力、三拍子揃った気持ちの良いゴールでした♪
その後は、両チーム一進一退の攻防で、まだまだゴールが生まれそうな気配。
しかしながら時間は進んでいって、後半アディショナルタイムは4分の案内。
配色の気配濃厚となってきたアディショナルタイム、後半48分の北九州の攻撃。
右サイドで走りあがった六平がクロスを上げると、ファーサイドで髙澤優也がヘディング。これがゴールラインを割り、ついに同点!!
いやぁ、見事でしたよ。六平のクロスは奇麗でしたし、またしても高澤のヘッド。相手DFもGKも反応してはいたのですが、完全には反応しきれず、ボールを納められずにゴールラインを割る、力のあるシュートでした。
で、結局...
いわきFC 2–2 ギラヴァンツ北九州
(Goal:髙澤優也2)
2点を先行される厳しい試合でしたが、試合終了間際の後半アディショナルタイムのゴールで同点。
試合後、挨拶にきてくれた選手たち。さすがに勝てなかったので、喜びの笑みとはいきませんでしたが、まぁ納得の表情という印象。
2点取られながらも、落ち着いてまず1点、そしてもう1点と追いつけたこと、非常に大きいと思います。
試合の流れとしては、完全にいわきでした。アウェイの配色ムード濃厚な中で積み上げた、この勝ち点1は非常に大きいと思います。
時節こそ、すっきり奇麗に勝利を期待しています!
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