じわりじわりと上がる・下がるチーム
明治安田生命J2リーグ、長丁場のシーズンも残すところ12試合となりました。
今節はアウェイ、サンプロアルウィンに乗り込んで、松本山雅に挑む一戦。
北九州、この6試合で1勝5分の負けなし。じわりじわりと勝ち点を積み重ねて、一歩ずつ．．．半歩ずつかな、上昇している9月です。
対する松本、6試合で2分4敗の勝ちなし。こちらは、ジワジワと下降してしまった9月。
チーム状況は上向きと下向き．．．ですけど、ホームのミクスタでは松本に1-2で敗れているだけに、侮れない相手。
両チームともに、降格圏内とそのチョイ上の順位を行ったり来たりしている状況なので、どちらにしても勝ち点3が喉から手が出るほど欲しいところ。
スタメンを見てみますと、
先発メンバー
GK 27 田中悠也
DF 5 村松航太
DF 6 岡村和哉
DF 30 福森健太
DF 32 永田拓也
MF 10 髙橋大悟
MF 11 永野雄大
MF 14 新垣貴之
MF 16 西村恭史
FW 7 佐藤亮
FW 13 前川大河
前節からのスタメン変更は1人のみ。富山が外れ、前川が入る布陣。
先制、PK獲得、そして．．．
入りは悪くなかったですよ、人もボールも動いていました。
シュートも打てていました。
そんなこんなの、前半24分の北九州の攻撃。
相手のビルドアップに対してパスコースを制限していた前川が、ペナルティエリア中央で松本GK村山のコントロールの乱れを見逃さず、ボールを奪取。そのまま無人のゴールへ落ち着いて右足で押し込んで、ギラヴァンツ北九州が先制！
よく見ていましたし、よく詰めましたよ、前川。ちょっとした村山のミスを見逃さなかった前川の勝ち♪
さらに攻めて、前半38分の北九州の攻撃。
新垣がペナルティエリア左からシュートを放つと、松本山雅の橋内の手に当たってPKを獲得。
これねー、微妙なプレイでしたね、新垣のシュートが橋内に当たって、そのままプレイが続いていたのですが．．．ま、主審と副審が話し合って出した結論、尊重するしかないですが。
そして、このPKを蹴るのは佐藤亮．．．が！ボールはバーに弾かれて、得点ならず．．．
結果論なのですが、このプレイがターニングポイントでした。
このまま1点リードで、前半終了。
後半開始から選手交代カードを切ってきたのは、松本。
名波監督、2枚替えて臨んできました。
それが功を奏したのか、後半は松本のペースで始まる展開。
そして、後半7分の松本の攻撃。
右サイドの敵陣中央からフリーキック。キッカーの佐藤がクロスを入れると、混戦の中でボールがこぼれる。すると、そのボールにいち早く反応した橋内が、ゴールエリア左角付近から豪快に左足を振り抜き、ボールはゴールの中へ．．．同点。
さらに後半16分の松本の攻撃。
村山が前線にロングボールを供給。ペナルティエリア中央へ榎本が頭で落とし、うまく収めた伊藤が右足でシュートを放つ。すると、放たれたボールはゴール右へ吸い込まれて、松本が逆転．．．
うーん、リズムに乗ると怖いチームですね、松本って．．．
そこから選手交代枠全て使い果たして、果敢に攻めるも．．．
試合結果｜松本 2-1 北九州
松本山雅 2–1 ギラヴァンツ北九州
（Goal：前川大河）
うーん．．．前半で2点目が取れていれば．．．結果論なのですが。
松本は、リーグ戦7試合ぶりの勝利。そして北九州は、リーグ戦7試合ぶりの敗戦。
これでまた松本が北九州を勝ち点で上回りました。
まだまだ残留争い、どうなるか全く予想ができません。
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